印刷


ログの印刷、デュプチェックリストの印刷、JARLコンテストログの印刷ができます。

ツールバーのプリンタの形をしたアイコン、またはメニューバーの1番左の「ファイル」をクリックするして、プルダウンメニューの「印刷」を選択すると、ダイアログが表示されて、「JARLログシート印刷」、「JARLサマリーシート印刷」、「ログ印刷」、「デュプチェックリスト印刷」を選択できます。
プレビューもサポートしていますのであらかじめ画面で確認してから印刷してください。
ログ印刷、デュプチェックリスト印刷では印刷するフォントにプロポーショナルフォント(文字毎に文字ピッチが異なるデザインのフォント)を指定すると、紙をはみ出ることもあります。適切に印刷できるようにフォントおよび文字大きさを選んでください。
フォントはメニューバーの1番左の「ファイル」をクリックして、プルダウンメニューの「印刷書体(data)」をクリックして、選択してください。

1. JARLログシート印刷
JARL形式のコンテストログシートを印刷できます。コンテスト名、コールサイン、年(西暦)、時間(JST/UTC)を指定してOKボタンを押し、周波数を指定すると印刷されます。最後のページには点数が印刷されますのでサマリーシートに記入してください。
コンテストログ用紙は、旧フォーマットのA4用紙及びB5用紙もサポートしていますので、必要に応じて選択してください。「最終ページに得点印刷」をチェックすると得点を印刷します。
なお、設定されているマルチチェック方法に従いマルチもカウントして印刷されます。DXCCをマルチとするコンテストでは検出できなかったカントリは"unknown"と印刷されますので、出なくなるようにDXCCAA.MDというファイルを修正してください
Phone,CWそれぞれの1QSOあたりの点数はメニューの「設定」の「点数セット」をクリックして表れる表の値が使われます。

印刷位置はオフセットの数字を変えることにより調整できます。
テレコムQSOパーティは、コンテストではありませんので点数が印刷されません。

「コンテスト名取得」ボタンを押すと現在選択されているコンテスト名称が表示されます。第XX回等必要に応じて追加してください。コンテスト名は、cname.txtに記載されていますので、変更が必要な場合は、メモ帳(notepad)等で修正してださい。

モードの印刷表記を変更したい場合は、「モード表記を変更する」にチェックを入れて、その下に表示されているコンボボックス(初期値は「指定無し」と表示されている)からモードを選んで、その右に印刷したい文字を入力してください。この機能によりATVを「テレビ」と印刷したり、CTESTWINでサポートしてないモードを印刷したりすることができます。最大4つのモードを指定できます。同じモードを複数指定した場合は、最初に見つけた文字を印刷します。

新用紙(A4)を選択した場合に、その下にある「時刻右列+年 印字」をチェックすると、各行の最左列に年月日を印字し、時刻は2番目の列に印字します。チェックしていないと最左列に月日と時刻を印字し、2番目の列は最上行にUTC/JSTが印字され列は空白になります。

2. JARLサマリーシート印刷
JARL形式のサマリーシートを印刷できます。コンテスト名、コールサインその他の必要事項を記入してOKボタンを押すと印刷されます。
コンテスト名称、参加部門種目名称、連絡先住所、設備は2行に分けて記入できます。意見は3行です。
印刷位置はオフセットの数字を変えることにより調整できます。
旧フォーマット(B5用紙)のサマリーシート印刷はできません。
WARCバンド(10,18,24MHz)と24GHz〜248GHzはJARL用紙の空白の4行に印刷されますが、5行を超えると印刷できません。それ以上の場合は、空いているスペースに手書きをしてください。

「コンテスト名取得」ボタンを押すと現在選択されているコンテスト名称が表示されます。第XX回等必要に応じて追加してください。コンテスト名は、cname.txtに記載されていますので、変更が必要な場合は、メモ帳(notepad)等で修正してださい。
主催者がJARLでない場合は、サマリーシート設定画面の「タイトル、宣誓文変更」のボタンを押して表示されるダイアログで「主催者」がJARLになっていますので変更してください。変更すると自動的にタイトルと宣誓文が変更されます。宣誓文がはみ出る場合は、1行目の文字を2行目に手動で移動してください。この設定はiniファイルに記憶しませんのでCTESTWINを再起動するとJARLに戻ります。

3. ログ印刷
ログの印刷を行います。時間(JST/UTC)、ヘッダーを記入して印刷してください。印刷位置はオフセットの数字を変えることにより調整できます。

4. デュプチェックリスト印刷
コンテストでは局数に応じてデュプチェックリストを要求されます。
QSO局のコールサインをASCIIコード順にソートしてログの印刷を行います。時間(JST/UTC)、ヘッダーを記入して印刷してください。印刷位置はオフセットの数字を変えることにより調整できます。

右下にある印刷スケールというリストボックスで拡大/縮小率の指定ができます。50%〜150%の範囲で7%刻みで指定します。デフォールトは93%です。

5. QSOしたデータから指定したモード、周波数のみ印刷する
マルチバンド/モードでコンテストに参加したが、シングルバンド/モードのみログを提出したいときに使う機能です。
「印刷モード周波数限定」のボタンを押すとQSOしたデータの中から指定したモードと周波数のみをログ印刷しないようにすることができます。表示されたモード周波数一覧から、ログ提出したくないモード、周波数のチェックを外します。
チェックを外したモード周波数はマルチカウントがされず、点数はゼロで計算されます。

この設定は、単に印刷する時の点数計算を限定するものであり、PCに保存されるログデータには影響しません。