各種設定一覧


プルダウンメニューの「設定」−「各種設定」を押すと以下のようなダイアログが表示され、様々な機能を設定できます。上部の「規約」「入力」などのタブをクリックすると、設定機能を選択できます。

No.  タブ  囲み 機能 内容
1 規約  001形式コンテスト チェックすると、入力する毎にUr RST欄の数字が自動的にカウントアップします。
チェックを外すと,変化しないモードになります。コンテストの種類を選択すると自動的に変わりますが、マニュアルで設定することもできます。
2 モード異なればデュプOK(CW/Phone) チェックすると、 同一バンドでCWでQSO済みでも、PhoneでQSO可能です。逆にPhoneでQSO済みでも、CWでQSO可能です。
チェックが外されていると、同一バンド内では1 QSOのみ有効でモードが異なっても2回目は無効です。
コンテストの種類を選択すると自動的に変わりますが、マニュアルで設定することもできます。
3 バンド・モードに関わらず1回のみQSO可能 チェックすると、バンド・モードに関わらず1回のみQSO可能になります。
この設定は、マルチチェックなし及びユーザ定義コンテストのみで有効になります。
なお、一般的なコンテストはバンドが異なると同一局とQSOが可能ですので、この設定をした場合は、コンテスト終了後、忘れずにチェックを外してください
4 日付(JST)が異なればDupeにせず、QSO可能 チェックすると、QSO済みの局でも日にちが異なればDupeにせず、QSOが可能になります。
この設定は、マルチチェック無し、ユーザ定義コンテストでのみ有効です。
なお、一般的なコンテストは日にちに関係なく同一局とはQSOが不可能ですので、この設定をした場合は、コンテスト終了後、忘れずにチェックを外してください
 フィールドデーコンテストで固定局との交信をエラーとする 2014年以前の規約では、フィールドデーコンテストに固定局間の交信は無効だったための設定です。新規に起動した時は、本設定は無効です。2014年以前のフィールドデーコンテストのログファイルを読み込んだ時のみ本設定が有効になります。
チェックされていると、固定局とのQSOは、QSO数としてはカウントして、得点はゼロで、マルチもカウントなしとして動作します。
チェックさている状態でも、「設定」「点数セット」で係数が2に設定されていると、移動局と見なして、固定局との交信はカウントされます。なお、固定局かどうかの判定処理は、新規入力時のみに動作します。そのため、あとで編集をした場合は固定局でもカウントしてしまいますので、手動で無効になるように設定してください。QSOデータをダブルクリックして現れる編集ダイアログの「Dupe(重複QSO/マルチ不正)」をチェックしてください。 
 2波種目/MULTI-TWO  JARLコンテストの2波種目およびCQ WW DXコンテスト等のMULTI-TWO部門に参加して、送信機番号を記録するときにチェックを行い、送信機の番号を選択してください。
系列1(TX:0)を選択すると、QSOデータを記録すると自動的に備考欄にTX:0と記入されます。同様に系列2(TX:1)を選択するとTX:1と記入されます。
JARL電子ログファイル出力を行うと、TX:0の場合は、送信波系列1、TX:1の場合は、送信波系列2と出力します。JARLログ印刷は本機能をサポートしていませんので印刷されません。
CQ WW DXコンテスト等でCabrilloファイルします行うと、一番右端に、TX:0の場合は、0、TX:1の場合は、1と出力します。
 7 入力             Enterキーでデータ記録する  チェックすると、カーソルがMyRSTにあるときはF1キーと同じ動作(データ登録)をします。
 8  重複局(dupe)も記録する  チェックすると、重複局(dupe)を記録することができるようになります。チェックを外すと、重複局の場合は、自動的にCall欄の文字が消去されます。
 9  重複記録時にダイアログ゙表示  チェックすると、重複局(dupe)を記録する時に警告のWindowが表示されます。
 10  不正マルチでも警告表示して記録する チェックすると、不正なマルチの場合でも警告ダイアログが表示されて、「はい(Y)」を選択すると、記録することができます。その場合は、点数及びマルチは得点計算から除かれます。また、備考欄に「マルチ不正」と記入されます。
本チェックをONにしておかなくても、Ctrl+Enterを押すことにより、強制的に不正マルチを記録することもできます。 
 11  dupe局running時のみ記録(S&PはCall消去)  重複局(dupe)も記録するの状態で、dupe局はrunning modeの時は記録するが、running modeで無い時(S&Pの時)は、callを消去する
 12  キー入力データを周波数リスト/BandMapに登録しない(入力高速化)  リグコントロールを行っている状態で、QSOデータを登録すると通常は周波数リストまたはバンドマップにそのデータが記憶されますが、Telnetで大量のデータを取得している時に行うと時間がかかり、登録完了が遅くなります。その場合は、このチェックをしておくとQSOデータが周波数リストまたはバンドマップに記憶されなくなりますが、QSOデータを高速に登録をすることができます。
 13  MyRST欄       MyRSTに59/599を入れる  チェックすると、常にMyRSTに59もしくは599が表示されます。RSTが不要なコンテストの場合は、チェックを外してください。
 14  過去QSOのMyNumberを自動入力する  チェックすると、他のバンドでQSO済みの場合は自動的にそのナンバーが表示されます。
 15  過去QSOMyNumberの電力記号削除  上記の過去QSOのMyNumberを自動入力するする場合に、後ろの1文字を消去して表示されます。電力記号のみを消去して表示したい場合に使用します。
 16  選択したパーシャルチェック行のナンバーを入力する  チェックすると、パーシャルチェック画面の選択でコールサインを入力する際に、パーシャルチェックデータに受信ナンバーが入っている場合は自動的にMy RST欄に入力されます。一部のコンテストはそのままコピーせず自動変換します。(例えば、市郡ナンバーを都府県支庁ナンバーに変換)
 17  WWDX/JIDX/OK RTTY/DRCG RTTY/Russia/Ukrainia/IARRUでZoneを自動入力  チェックすると、 WWDX/JIDX/OK RTTY/DRCG RTTY/South America contestコンテストにおいて、Zoneが自動入力されます。ZoneはDXCCWW.MDファイルに記述された番号です。
但し、BY,K,VE,VKの場合には、エリア番号から検出します。必ずしも正しくないので誤っている場合は修正してください。
また、RUSSIA DX contest、Russian "Radio" WW RTTY Contest、Russian WW Digital Contest、Russian WW MultiMode Contest、Russian WW PSK Contestでは、Oblastを自動入力します。Oblastは、Russia.mdファイルから検出します。
更に、Ukrainian DX/CLASSIC RTTY/DIGI CONTESTでは、Oblastを自動入力します。Oblastは、URDX.mdファイルから検出します。
2015/11/8時点で、コールサインのサフィックスの1文字目がJとUに対して、2つのOblastが割り当てられているため、それらの局の場合は正しくOblastを検出できません。
IARU HF world championshipコンテストではITU zoneナンバーを自動入力します。ただし、Entityが複数のzoneにまたがる場合は入力されません。そのzoneとentityの対応は「ituzone.md」で検出します。
HQ局の場合はナンバーを自動入力します。HQ局は「IARUHQ.md」というファイルで検出します。
 18  自動入力したナンバーを選択状態にする  チェックすると、CTESTWINが過去のQSOやZoneを自動入力したナンバーを選択状態にします。
 19  KCJ,KCWAで都府県を記号変換  KCJ,KCWAコンテストにて、パーシャルチェック画面でコールサインを選択した場合に都府県支庁、JCC/JCGナンバーがある場合は、2桁の英字記号に変換して入力します。
下に記載の「パーシャルチェックを検索してナンバーを自動入力」をチェックすると、パーシャルチェック画面でコールサインを選択しなくても自動入力します。
 20  選択したパーシャルチェック行からナンバー入力時にコンテストに応じて自動変換する  パーシャルチェック画面でコールサインを選択した場合に、ナンバーがある場合は、コンテストに応じて自動変換して入力します。また、電力記号がある場合は削除します。(例JCC/JCGナンバーを都府県支庁ナンバーに自動変換)
下に記載の「パーシャルチェックを検索してナンバーを自動入力」をチェックすると、パーシャルチェック画面でコールサインを選択しなくても、パーシャルチェックを検索して自動入力することができます。
 21  パーシャルチェックを検索してナンバーを自動入力  コールサインからパーシャルチェックのデータを検索して、JCC/JCG等が記載されていると自動的にナンバーをMyRST欄に入力します。(パーシャルチェック画面でコールサインを選択する必要はありません) All JA等都府県支庁ナンバーがマルチの場合は、JCC/JCGから自動的に都府県ナンバーを抽出します。また北海道の場合はJCC/JCGから自動的に支庁ナンバーに変換します。なお、「自動入力したナンバーを選択状態にする」がチェックされていると電力記号を入力すると都府県支庁ナンバーが消えてしまうので、チェックを外してください。
対応しているのは、一部のコンテストのみです。
22  dupe局running時のみ記録(S&PはCall消去)  「重複局(dupe)も記録する」に設定した時に、running 中は、dupe 局を記録しますが、run で無い時(S&P 中)は dupe 局は自動消去します。
 23  MyRST欄に日本語入力可  チェックすると、My RST欄に日本語の入力ができます。
チェックをはずすと、My RST欄に日本語の入力ができなくなります。
なお、Call 欄は常に日本語入力ができません。Ur RST欄と備考欄には日本語入力が可能です。
但し、フォント→入力枠表示フォントで日本語のフォント (MS Pゴシックなど)が選択されていないと正しく表示されません
 24  Call欄   初期値を 'J' にする(国内コンテスト)  国内コンテストではコールサインがJで始まる局が多いため、Call欄初期値を'J'にする機能を利用することによりキー入力を省くことができます。8J1xxxや7K2xxx局を入力する場合には、Jが表示された状態で、7または8を押すとJが消されますのでBackSpaceを押す必要はありません。
通常のコールサイン入力だけでなく、「データ連続入力(OFFLINE入力)」のコールサイン入力でも同様に動作します。
25  数字orモードだったら周波数・モードを設定  例えば、「21.325」のように数字を入れると、リグをその周波数に設定することができます。周波数の単位はMHzです。また、「21.031/CW」のように周波数+モードを指定することもできます。
 26  UrRST欄  UrRSTに59/599を入れる  QSOデータを登録した時、取り消した時にUrRST欄に59または599を入れます。RSTの無いコンテスト、RSTの無いモードの時は入れません。
 27 取消/Spaceキー       取消(Call欄の消去)F3キーの設定    CtrlキーとF3キーの同時押し必要  取消機能を動作させる時に、CtrlとF3の同時押しが必要
 28 ・ F3:取消(Call欄の消去)
 ESC:CW,RTTYの送信停止
・F3:CW,RTTYの送信停止
 ESC:取消(Call欄の消去)
チェックすると、Escキーを押した時にCW送信が停止します。F3キーを押すと入力されてデータが消去されます。
チェックを外すと、Escと/F3の動作が逆になります。 
 29  取消機能をF3キー以外のキーにも割当てる TAB、¥、Home、無変換に取消機能を割り当てる事ができます。ただし、PTTに同時には割り当てできません。PTTのキー割り当てはCWの設定画面で行ってください。
TABが選択されていると取消機能が動作しますが、選択されていないと通常のTABとして動作します。TABを押すごとに、Call欄→MyRST欄→UrRST欄→備考欄→Call欄‥‥とフォーカスが移動します。
 
 30  スペースキーの動作   ”スペース”を選択すると、通常のスペースキーとして動作します。
”CALL←→MY移動する”を選択することにより、CALL入力欄とMyRST入力欄を移動することができます。
Call入力欄にカーソルがあるときスペースキーを押すとデュプチェックをして、MyRST欄に飛びます。逆にMyRST欄にカーソルがあるときにスペースキーを押すと、Call入力欄に飛びます。このモードの時はそれぞれの欄にスペースが入力できなくなりますので、聞き取れなかった文字がある場合にはピリオド「.」を入力してください。ピリオドでもパーシャルチェックはできます。

”/”を入力する”を選択すると、スペースキーを押すと”/”が入力されます。(Call欄のみに有効)
 31  登録データを戻す機能を「Ctrl+?」以外のキーに割当てる  キーボートで「Ctrl」と「?」を同時押しするとメイン画面に表示されている一番下(最新)のデータを登録から消して、メイン画面のCall,MyRST,UrRSTに戻しコールサインを訂正して、再登録することができます。
この機能は、TAB、¥、Home、無変換に割り当てる事ができます。ただし、PTTに同時には割り当てできません。PTTのキー割り当てはCWの設定画面で行ってください。また、取消機能と同時には割当ることができません。
32 BandmapのCall取込を「Ctrl+WinLogo」以外のキーにも割当てる Bandmapに表示されたコールサインの周波数とリグの周波数が一致した時にコールサインをCall欄に取り込む機能は、Ctrl+WinLogo(左)で行えますが、それをTAB、¥、Home、無変換に割り当てる事ができます。
33 ファイル         ファイルオープン拡張子をLG8のみ表示する  チェックすると、ファイルを開く時にLG8ファイルのみが表示されます。チェックが外されていると過去のバージョンLG3からLG8すべてのファイルが表示されます。
 34  ファイル出力時にファイル名初期値無し   チェックすると、ファイル出力(ハムログ、CSV,TXT,ADI等)において、初期値が*.csVのように無しになります。
チェックを外すと、初期値はログ名になります。
 35  1局データ入力毎にファイルを上書保存する   チェックすると、1局のデータを入力する毎にログデータを上書き保存します。(フロッピーアイコンをクリックしたのと同じ動作) 1局入力毎に仮登録(temp.lg8)と同じ動作ですが、ファイル名はメイン画面のタイトルバーに表示されたファイル名になります。但し、データ編集した時には保存しません。
入力速度が遅くなるので、入賞を狙う方にはお勧めしません。
 36  24時間以内のログを自動読込する  前回CTESTWINを使用してから24時間以内だと、前回のログを自動的に読み込みます。前回終了時点でデータをファイルに保存してない場合も前のデータを再現します。但し、前回CTESTWINを使用した時にCTESTWINが正常終了していない場合は、正しいデータが読み込まれない場合があります。その場合は、下行の"temp.lg8"、"temp-1.lg8"等から復活してください。
参考までに、本機能のためにCTESTWIN終了時に作成されるログデータは、latestdata.lg8です。2重起動している場合は、latestdata1.lg8が、もう一方のログデータです。
 37  クラブ局OP名をログファイル(LG8)から読み込む チェックすると、ログファイルを読み込んだ時に、そのコンテスト参加時点のOP名を読み込みます。 
 38  ログデータの自動バックアップ     1局入力毎に仮登録(temp.lg8) 何か発生した時にログデータを回復できますので、チェックした状態にすることをお勧めします。
チェックすると、ctestwin.exeのあるデイレクトリーのテンポラリーファイル(temp.lg8)に、1局交信ごとにファイル書き込みをします。
何等かの理由でプログラムが暴走したり,あるいはパソコンの電源が切れてしまった場合にはテンポラリーファイル"temp.lg8"をロードして再開してください。

その1回前の入力データは、temp-1.lg8というファイルで保存されています。更に2回前はtemp-2.lg8で、4回前がtemp-4.lg8です。 
 39  終了毎にbackupする   チェックすると、CTESTWINを終了時に自動的にバックアップファイルを作成します。
ファイル名は、temp20130901080905.lg8のように、tempの後に年月日時分秒が付いたファイル名になります。
チェックした状態にすることをお勧めします。
40  Backupファイル自動消去  自動的に消去する日付を指定してください。
 41  Backupフォルダーを指定する  終了毎にbackupするフォルダーの初期値はCTESTWIN.exeが格納されているフォルダーですが、チェックして「指定」ボタンを押すことにより任意のフォルダーにを指定することができます。その指定されたフォルダーに自動的に「Backup」というフォルダーを作成します。
 42  ファイル出力後にファイルを  開かない”を選択すると、ファイル出力後には何も行われません。
”notepadで開く”を選択すると、出力したファイルがnotepadで開かれます。
"拡張子関連付けAPで開く"を選択すると、出力したファイルがWindowsで設定した拡張子関連付けのアプリケーションで開かれます。例えばcsvファイルを出力した場合にはExcelが起動します。
43  表示       入力または編集毎に列幅を自動補正する チェックすると、QSOデータの入力または編集毎に、表示されているQSOデータ一覧の列幅を自動補正します。
44  常に最前面表示  チェックすると、他のアプリケーションより常に最前面表示します。
 45  時刻とDupe表示時刻をUTCにする  チェックすると、時計とDupe時の表示がUTCに変わります。
メイン画面に表示されている時刻を右クリックすることで、JST/UTCを切り替えることもできます。
CTESTWINの内部データは、UTCで管理しています。ユーザの指定に従いJST/UTCの表示を切り替えたり、ファイル出力をします。
そのため、CabrilloやADIF等のデータ出力時には、CTESTWINが自動的にUTCで出力しますので、DXコンテストでもJST表示のままで参加して構いません
なお、時刻のJST表示は正確に言うとJSTでは無く、Windows OSのタイムゾーンで設定したローカル時刻です。海外で運用される場合でその地域のローカル時刻で表示したいときは、Windows OSのタイムゾーンを運用している地域に設定してください。
 46  コンテスト選択時に自動的にJST/UTC切替る チェックすると、@コンテスト種を変更した時、ACTESTWINを立ち上げた時、Bログファイルを読み込んだ時にDXコンテストの場合は自動的にUTCに切り替えます。但し、この設定画面を閉じた時にはコンテスト種によって時刻は切り替わらず、上述の「時刻とDupe表示時刻をUTCにする」に従います。 
 47  パーシャルチェックの列幅を自動補正する チェックすると、パーシャルチェックWindowに候補のコールサインが表示されるごとに列幅が最大文字の幅に自動補正されて表示されます。 
 48  MyRST入力でパーシャルチェック  チェックすると、Call欄が空白の時にMyRSTを入力すると、QSO済みの局からMyRSTが一致するデータをパーシャルチェックに表示します。
 49  移動局入力時固定局もパーシャルチェックに表示  チェックすると、Call欄に移動局(/***)を入力した場合も、固定局を表示します。この設定状態では処理時間がかかりますので、この機能が不要な場合は、チェックを外してください。
50 1文字違い局をパーシャルチェックに表示 チェックするとCall欄に入力した文字と1文字違いの局も表示します。
51 1文字違いのQSO済み局を色分け 上記において、QSO済み局の背景を色分けして表示します。
 52  Call入力時にEntityを表示する  チェックすると、Call入力(Dupe check)結果がOKの時に、Entity,大陸、Zoneを表示します。表示データは、DXCCWW.mdファイルを使用しています。正しい表示がされない場合はDXCCWW.mdファイルを修正してください。
JA局は表示しませんが、JAかどうか判定する処理を行っています。国内コンテストの場合でも処理速度の遅いPCをお使いの場合は、チェックを外してください。
53  備考にEntity記号を記録  チェックすると、データ入力時にEntity記号を備考に記録します。JA局の場合は、記録しません。国内コンテストの場合は記録しません。
 54  Call入力時に方位距離を表示する  チェックすると、Call入力をした時に、方位距離を表示します。相手局の位置は、ctestwMy.glというファイルからGrid Locatorを参照して方位距離を計算します。相手局が見つから場合は、「Hamlog_dx_code.md」ファイルに記載されている国ごとのGrid Locatorを得ます。自局のGrid Locatorを「設定」「自局Call/海外運用設定」ダイアログのGrid Locator欄に設定してください。4桁でも6桁でも構いませんが、6桁にしたほうが精度が高くなります。相手局がJAの場合は、ctestwMy.glというファイルにGrid Locatorが見つからなければ表示しません。
なお、CTESTWINを新規にインストールした最初は、ctestw.glというファイルに初期値が入っていますが、一度CTESTWIN起動するとctestwMy.glというファイルにコピーされ、以降はctestwMy.glというファイルが使われます。
 55  Grid Locatorも表示する  チェックすると、上行に記載の方位距離の右に相手局のGrid Locatorを表示します。
 56   QSOデータ1行毎に着色する  チェックすると、メイン画面のQSOデータを1行毎に着色して表示します。色は「フォント」「文字色設定」のQSOデータ1行毎の背景色ボタンで任意に指定することができます。
 57  CWの速度(WPM)を表示する  チェックすると、メイン画面のモード表示欄にCWの速度(WPM)を表示します。
58 取得済みのマルチも表示する QSOデータの登録時に取得済みのマルチであっても表示します。
 59  1.9MHzバンドの表示を1.8MHzにする  チェックすると、QSOデータ表示及びファイル出力が1.8MHzに変わります。但し、設定画面の表示は変更されません。
60  パーシャルチェック選択で方位を表示 パーシャルチェック画面を「↑↓」キーで移動したときに、その局のグリッドロケータがあると方位を表示します。
61 Call欄パーシャルチェック一致局背景色変更 Call欄に入力したコールサインがパーシャルチェックに見つかった時にCall欄の背景色を変更します。色は「フォント」「文字色設定」のCall欄Partial Chk発見の背景色ボタンで任意に指定することができます。
62  メイン画面の年表示  無しを選択すると、月日のみで年を表示しません。
2桁を選択すると、年を下2桁で年月日を表示します。
4桁を選択すると、年を4桁で年月日を表示します。
63 Windowを画面内に自動的に移動する  チェックすると、再起動時にスクリーンをはみ出ている場合、スクリーン内に自動的に移動します
 64 タイマー      CQ繰返し 秒間隔、回数  CQの繰り返しの秒数及び回数を設定します。
「Ctrl」+「F4」または、「Ctrl」+「F5」を押すことにより、設定した秒数経過後にCQ送信を繰り返します。何かキーを入力すると停止します。回数は、タイトルバーにカウントダウンして表示します。
リグ内蔵のボイスレコーダー使用する場合は、「リグVoice再生 CQ時間」にCQの長さを設定してください。
 65 10分タイマー起点      バンド切替前の最終QSOをタイマ起動の起点にするか、バンド切替後初回のQSOをタイマ起動の起点にするかを選択します。
 66  警告する  チェックすると、警告表示画面が表示されます。
67 その他       CTESTWINを複数起動許可する チェックすると、最大2つのCTESTWINを同時に起動できます。但し、本設定をしたときはCTESTWINを再起動してください。
 68  CTESTWIN起動時に初期値(iniファイル)を選択する チェックすると、CTESTWIN起動時に初期値(拡張子iniファイル)を5つから選択できるようになります。同時に複数のコンテストが開催されている場合にそれぞれの設定値で起動できるので便利です。詳しくは、こちらを参照してください。
また、複数台のリグを所有している場合に、CTESTWIN起動時にリグの設定値を選択することにも使えます。
69 ログ保存時にiniファイルをログ名で自動生成する (同時開催複数コンテスト参加用) 上記「CTESTWIN起動時に初期値を選択する」がチェックされているときに、ここをチェックするとログを保存した時にその時点の全設定値「ログ名.ini」という名称でファイルが自動作成されます。これは、同時に複数のコンテストが開催されているときにコンテストごとに異なった設定値で起動するために使用します。手動で初期値ファイルを作成して選択したい時は、このチェックをはずしてください。
70 デュプ・マルチチェックの音 ON  チェックすると、デュプ局を入力した時にスピーカから警告音を鳴らします。
71 送信中にCall追加した時周波数リスト更新しない  チェックすると、周波数リストの更新を行わないので高速化されます。
72  Call欄空白時にはCQを送信 チェックしておくと、ランニングモードでCall欄が空白ならCQを送出します。
 73  CQ送信完了時にFocusを他のAPからCTESTWINへ移す  チェックしておくと、CWのCQ送信完了時またはCQのボイスメッセージ送信完了時にフォーカスをCTESTWINのCall欄に移します。CQを送出しながらインターネットを閲覧しているときなどに便利です。
 74  ローテータに方位を送る  「表示」「Call入力時に方位距離を表示する」に記載の機能で表示された方位をローテータコントローラに送ります。この機能を使用するためには専用のコントローラが必要です。
75 パーシャルチェックファイル読込時に同じデータがあったら読み飛ばす  チェックするとパーシャルチェックデータに同じデータ(Call及びマルチ)が複数あった時に読み飛ばしますので、高速化に役立ちます。