CTESTWINのリグコントロールに連動するアンテナ切替器キット

1.概要
  CTESTWINでリグコントロールを動作させている時に、リグのバンドを変えると自動的にアンテナを切り替えることができます。
  また、シングルバンドで複数のアンテナを使用してコンテストに参加している時に、CTESTWINの画面上のボタンをクリック
  するだけでアンテナを切り替えることができます。
  CTESTWINを使用しないときは、ロータリースイッチを回して手動でアンテナを切り替えることもできます

  アンテナ切替器部分は、4アンテナ対応と6アンテナ対応の2種類を用意しています。
  本アンテナ切替器を使用するための機能は現時点で公開しているCTESTWINでは動作しませんので、対応するCTESTWIN試作版が
  入ったCDを同梱します。
  なお、数ヶ月内には、アンテナ切替器に対応したバージョンを公開予定です。

  アンテナ切替器はDC〜144MHzまで使用可能で、耐電力は200Wです。
  ただし、SWR特性を重視してセパレーション特性を犠牲にしたため、アンテナ切替器としてのみ使用可能で、
  リグ切替器としては使用出来ません


  アンテナ切替器部分のみの頒布もしますので、ご自身でリレー電源を供給するスイッチもしくは自作コントローラーを
  外付けして使用することもできます。

2.接続方法
  下図に示すように、PCとアンテナ切替器のコントローラ部分はUSBで接続します。
  コントローラ部分はUSBの電源で動作しますが、切替器部分のリレーを駆動するために12V〜13.8Vの電源供給が必要です。

 

 
  キットには全電子部品が含まれますが、ケースケーブル配線材含まれていないのでご自身で調達してください。
  ケースの穴あけ加工用のCADデータ(PDF)を添付しますので、それを原寸で印刷し、ケースに貼り付けて穴あけ加工をしてください。
  コントローラ部分には、表面実装部品が1個含まれていますが、0.7mmピッチのSOPパッケージなので、特別な治具はなくても
  手半田が可能です。
  切替器部分には、M型のコネクタや取り付けネジ、スペーサを同梱しています。

  ■それぞれのキットについては、以下のリンクを参照してください。

  アンテナ切替器コントローラ部分

  
4アンテナ切替器部分

  
6アンテナ切替器部分


3.マニュアルアンテナ切替画面例
  下図は、リグの(バンド切替)には連動せずに、マニュアルで切り替えるように設定したときの、表示画面例です。
  薄緑色になっているボタンが現在選択中のアンテナです。ボタンの文字の初期値はRig1SW1〜Rig1SW6ですが、任意の文字列に
  変更が可能です。
  また、CTESTWINの備考欄に、アンテナ名称を自動記録することも可能です。
  使用しないボタンは消すことができます。


4.アンテナ切替器の基板について
  アンテナ切替器部分のプリント基板のみの頒布もします。
  リレー、同軸コネクタ、ダイオード、取り付けネジ等はご自身で調達してください。
  マニュアルが記載されたCD-Rも付属します。穴開け用寸法データもマニュアルに入っています。

  ■基板の詳細については、ここをクリックしてください。


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